【モンハン】アイスボーンのアルバトリオン

アクションゲームとしての完成度が高すぎる。

初見でもはっきりわかる予備動作、一見隙がないようにみえてよく観察すればしっかり存在するチャンスなど、モンスターハンターというアクションゲームの原始的な部分の仕上がりがスバ抜けてますね。

個人的には3Gくらいからアルバの調整ってかなりいやらしいものになっててあんまし好感抱けてなかったんですが今作は全然違いますね。改善されすぎてます。そもそもハンターの対空戦闘能力が今作で大幅に向上した恩恵も大きいでしょうが。

やっと撃ってくるようになった水属性攻撃、やっと全種生産可能になった武器とか、本来してみたかったアルバトリオン体験が3(tri-)から11年経ってついに実現した喜びもひとしお。

戦闘BGM「殷々たる煌鐘の音」の、3メインテーマ「生命ある者へ」からのフレーズ引用時間が伸びてるのも素敵。

あと難易度。エスカトンジャッジメントは慣れれば大丈夫だけど普通のモーションで割と皆バタバタ死んでいくのもアルバ様…って感じ。

ただし慣れればソロで0乙も行けますので極ベヒーモスみたいな極端なマルチ推奨ってわけでもないのがありがたい。

 

そして今回もまた会話が凝ってましたね。

アルバの文献(過去の編纂書)は全部焚書されてしまったというびっくり設定。僕らのリアル11年は無駄だったのか笑笑笑笑笑

焚書とか頭おかしいんじゃないかって思いますけど、それやっちゃった学者達も、禁忌モンスターに対する怖れと畏れがあったんでしょうね。

アルバやミラは名を出すことすら憚られる(ヴォルデモート卿みたいな)存在ですし、「災厄の神を調査するぜ!」って言ってる調査団の方が、傍から見ればよほど狂気的な振る舞いをしているように見えるのは事実でしょう。

そんな学者達の考えと対極を成すのがフィールドマスターの考え方。

「恐怖は未知から来るもの。新たな知識を得ることで、"知らない"によって生まれる不幸を減らせる」と。

圧倒的正論ですね、これはなんというか学問の存在意義そのものでもありますよね。さすが。

受付嬢の台詞も3期団団長の台詞もよかったなぁ…このゲーム褒めだしたらキリがないな。

 

 

あと最後に言いたい、

「成功!!!」が流れるなんて聞いてないよ…(涙)アルバ初登場作品、3のクエストクリアBGM。個人的に一番思い入れが強い作品なので感動。クリア以来なんかずーーーっと3のサントラ聞いてます。

歴戦王ネルギガンテもそうだけど、ワールドシリーズはクリアBGMにサプライズを仕込むのが上手すぎる…ロックラック行きたい…行けないけど…